火災保険に入っていて損した気分になってしまったかもしれませんが、一般的な火災保険は火災以外の多くの家に対する保障が付いている、家の総合保険です。
以下のような事例は火災保険で補償の対象になります。
※すべての保険商品が上記すべてをカバーしているとは限りません。
このように様々な天災、人災などのアクシデントで被った家の被害を修復するのにも、火災保険は活用できるのです。
ここで言う「家」には、外構と呼ばれる門・塀・郵便ポストや、駐車スペースなど自宅の敷地内の建造物は全て保障の対象になります。
自分の火災保険に関しては年末調整の際や確定申告の際に申告する金額は知っていても、補償の内容まで把握している人は意外と少ないです。
是非、このページをご覧になった後で保険内容を確認してみましょう。
家を総合的に損害から守る火災保険であっても、老朽化や不良物件による破損や住居人が故意に破損した場合などは補償の対象外になります。
ところが、その見分けが素人にはつきにくいのが大きな問題です。
多くの方が、本当は火災保険で家の修繕が出来るのに「請求できない」と思ってしまう要因の1つになっています。
解決策として、以下の3つの対応が考えられます。
上記で例示したようにアクシデントと家の傷みの関連がすぐにわかる場合は良いのですが、家屋はとても複雑な構造なので、例えば台風が過ぎて半年ほど経ってから台風による家の損傷で雨漏りに至る事は珍しくありません。
特に雨漏りは居室まで達して初めて気が付くことが多いものです。
屋根裏で雨漏りしていても、普通居室に影響が出るまで気が付きません。
雨漏りの原因を突き止めるのは素人には無理なので、信頼できる工務店や、家屋診断士などに依頼しましょう。
雨漏りは、鉄筋コンクリートや木造家屋であっても、家に大きなダメージを与えます。
日ごろから、信頼できる工務店など気軽に調べて貰えるところを確保しておいた方が良いでしょう。
以下に2つの電話相談窓口の例を挙げますが、実際に家まで来て見分できる家の専門家を知っていると安心です。
可能なら家のメンテナンスは地元の業者で長く営業していて近所で評判の良い所に普段から頼み、いざ不具合が出ても相談しやすい関係を作りましょう。
購入してそれほど年数を経てない家のトラブルに遭遇した場合、天候やその他の原因が考えられるのか、家自体が不良物件なのかは、素人にはなかなか判断できません。
販売者が日本住宅保障検査機構の住宅かし(瑕疵)保険に加入していたか、思い出してみましょう。
参照元 株式会社日本住宅補償検査機構
住宅かし保険
http:www.jio-kensa/insurance保険会社によっては、火災保険の加入者サービスとして、住宅相談を行っている所も多いです。
自分の加入している保険会社がそうしたサービスを行っていないか、一度確認しておきましょう。
住宅かし保険に加入していなかったり、保障期間を過ぎていたりしても電話で相談できる窓口があるのは心強いと思います。
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