おすすめの個人年金保険7選

おすすめの個人年金保険7選

ここまで、個人年金保険の種類や選ぶ際の注意点などについて、詳しく説明してきました。

最後に、今まで説明してきた内容も踏まえて、以下の7つの保険をおすすめの個人年金保険として紹介させていただきたいと思います。

おすすめの個人年金保険7選

  • 1.第一生命「積立年金 しあわせ物語」
  • 2.マニュライフ生命「こだわりの個人年金保険(外貨建て)」
  • 3.明治安田生命「年金かけはし」
  • 4.住友生命「たのしみワンダフル」
  • 5.ソニー生命「変額個人年金保険(無配当)」
  • 6.日本生命「みらいのカタチ 年金保険」
  • 7.JA共済「ライフロード」

個人年金保険を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

1.第一生命「積立年金 しあわせ物語」

第一生命の「積立年金 しあわせ物語」は、円建て型の個人年金保険で、受け取れる年金額は契約時に確定します。

契約年齢が0歳~80歳と幅広いうえに、年金受取期間も5年・10年・15年から選択できるので、柔軟な利用が可能です。

所定の要件を満たすことで個人年金保険料税制適格特約を付加することができ、個人年金保険料控除が受けられるので、税負担を軽減できるのもうれしいですね。

また、指定代理請求特約を付加しておけば、被保険者が亡くなって年金を受け取れなくなってしまっても、代わりに遺族が受け取ることができるので、万が一の場合も安心です。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 0歳~80歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・15年間
返戻率 104.6%

1.第一生命「積立年金 しあわせ物語」

https://www.dai-ichi-life.co.jp/examine/lineup/products/siawase_monogatari/index.html

2.マニュライフ生命「こだわりの個人年金保険(外貨建て)」

マニュライフ生命の「こだわりの個人年金保険(外貨建て)」は、米ドルまたは豪ドルで運用をおこなう外貨建て個人年金保険で、受け取れる年金額は運用結果によって変わります。

市場動向によって積立利率も連動する仕組みになっていますが、最低保証積立利率(米ドル・豪ドル共に年1.5%)が設定されているため、積立利率が一定の数値未満になることはなく、安定的な運用が可能です。

ライフステージの変化や家計の状況に合わせて契約内容の変更が可能で、支払う保険料を減額したり、一時的に払込を停止にしたりすることができるので、子供の進学時などお金が必要な時には保険料の支払いを減らすなど、柔軟に対応できます。

個人年金保険料税制適格特約を付加したうえで、所定の条件を満たせば、支払った保険料が個人年金保険料控除の対象となります。

なお、保険料の運用は外貨でおこなわれますが、受け取る年金に関しても、日本円で受け取るか外貨で受け取るかを選択可能です。

種類 外貨建て個人年金保険
契約年齢 確定年金:0歳~60歳
保証期間付終身年金:20歳~60歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 確定年金:5年間・10年間
保証期間付終身年金:10年間
返戻率 約118%〜140%

2.マニュライフ生命「こだわりの個人年金保険(外貨建て)」

https://www.manulife.co.jp/kodawari-kojin02

3.明治安田生命「年金かけはし」

明治安田生命の「年金かけはし」は、円建て型の個人年金保険です。

契約に際して、医師による診査や健康状態などの告知は不要なので、気軽に加入できるのがメリットです。

また、保険料の払い込み終了後に1年~5年の据置期間を設定することが可能で、据置期間を長く設定するほど返戻率を高くできます(契約年齢によっては据置期間は設定できません)。

契約年齢が20歳~55歳と、ほかの個人年金保険と比べると少々幅が狭くなっている点には注意しておきましょう。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 20歳~55歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・一括
返戻率 105.9%

3.明治安田生命「年金かけはし」

https://www.meijiyasuda.co.jp/find/list/kakehashi/index.html?banner_id=mykg75A620180616&post_id=

4.住友生命「たのしみワンダフル」

住友生命の「たのしみワンダフル」は、円建て型の個人年金保険です。

保険料払込期間満了後から年金受取開始まで据置期間を設けることで、受け取れる年金額を増やすことが可能です。

また、毎月の保険料支払い額が15,000円以上の場合(年1回払い・年2回払いの場合はそれぞれ月払いに換算した金額が15,000円以上の場合)は「たのしみランク」が適用されるので、返戻率がアップします。

利用方法や支払い方を工夫することで、受け取れる年金額が増えるのは、利用者にとってはメリットといえるでしょう。

被保険者に代わって年金を受け取れる「指定代理請求特約」および、一定の条件を満たすことで個人年金保険料控除が受けられる「個人年金保険料税制適格特約」の付加も可能です。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 0歳~75歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・15年間
返戻率 105.6%

4.住友生命「たのしみワンダフル」

http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/tanowan/

5.ソニー生命「変額個人年金保険(無配当)」

ソニー生命の「変額個人年金保険(無配当)」は、運用成績によって将来受け取れる年金額が変動する個人年金保険です。

保険料の運用先を「株式型」、「世界コア株式型」、「短期金融市場型」などの8つのなかから選べるので、金融や投資に関しての知識があれば、運用成績がよくなりそうな運用先を選べるでしょう。

被保険者が病気やケガなどで所定の高度障害状態になった場合や、不慮の事故により事故日から180日以内に所定の身体障害の状態になった場合は、以後の保険料の払い込みが不要になります。

今回ご紹介するなかでは唯一の変額個人年金保険であり、元本割れしたり損失が生じたりするリスクがある代わりに、ほかの個人年金保険に比べて利率がかなり上回る可能性も考えられる商品です。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 20歳~60歳
(保険料払込方法が一時払いの場合は20歳~70歳)
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・15年間
返戻率 運用成績による

5.ソニー生命「変額個人年金保険(無配当)」

https://www.sonylife.co.jp/examine/lineup/list/pension/

6.日本生命「みらいのカタチ 年金保険」

日本生命の「みらいのカタチ 年金保険」は、円建ての個人年金保険です。

年金の受け取り方法を、実際に受け取るときに選択できるので、契約時に思い描いていたライフプランと実際のライフプランが異なった場合でも、柔軟に対応可能です。

確定年金だけでなく保証期間付終身年金の設定も可能なので、ライフスタイルに合わせた選択ができます。

所定の条件を満たすことで個人年金保険料控除が受けられる「個人年金保険料税制適格特約」および、所定の3大疾病等になった場合に保険料の払込みが免除される「保険料払込免除特約」を付加できます。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 15歳~65歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・15年間
返戻率 約105.1%

6.日本生命「みらいのカタチ 年金保険」

https://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/seiho/mirainokatachi/nenkin/

7.JA共済「ライフロード」

JA共済の「ライフロード」は、円建て型の個人年金保険です。

契約6年目以降の予定利率の推移によっては、受け取れる年金額の増加も期待でき、一度増加した年金額は減らないというのが大きな魅力です。

返戻率も金利に合わせて変動するので、ほかの円建て型個人年金保険と比べても、受け取れる年金額が多くなる可能性があります。

医師による診査も必要なく、簡単な告知で申込めるのも見逃せません。

所定の条件を満たしたうえで税制適格特約を付加していれば、個人年金保険料控除も受けられるので、いいこと尽くめの保険といえるでしょう。

種類 円建て個人年金保険
契約年齢 18歳~85歳
満期年齢設定 あり
年金受取期間 5年間・10年間・15年間・終身
返戻率 約108.6%

7.JA共済「ライフロード」

https://shiryo.ja-kyosai.or.jp/life/lp01.html

おすすめの個人年金保険まとめ

老後の資金を確保するうえで、個人年金保険は非常に魅力的な選択肢ですが、保険商品の特徴がわからず、どの保険を選ぶべきかで悩んでおられる人も多いと思います。

円建て個人年金保険・変額個人年金保険・外貨建て個人年金保険は、それぞれにメリット・デメリットがあり、個人年金保険をどのような目的で利用したいかによって、選ぶ商品も変わってきます。

今回説明した内容も参考にしていただいて、自分にとって最適であると考えられる個人年金保険を選んでくださいね。

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