メリットがあるのはこんな人!個人年金に向いている人

メリットがあるのはこんな人!個人年金に向いている人

個人年金の代表的な種類については上記でひととおり解説しましたが、一般的に個人年金はどのような人に向いているのでしょうか?

ここでは個人年金を有効活用できるのはどのような人かをご紹介します。

自営業の人

個人年金は自営業の人の老後資金対策に有効です。自営業の人は、サラリーマンや公務員のように厚生年金に加入することはできません。そのため公的年金の受取額は彼らより少なくなります。

公的年金とは異なり、個人年金は誰でも加入できる私的年金のため、公的年金だけでは足りない老後資金を補うことができるといったメリットがあります。

退職から年金支給開始までの期間の生活費を準備したい人

サラリーマンや公務員でも個人年金に向いている人はいます。それは、退職から年金の支給が開始されるまでの生活費を補いた人です。

以前は60歳から支給されていた厚生年金は、現在段階的に支給開始年齢が引き上げられており、最終的には65歳からの支給となります。そのため、60歳で定年を迎えてこれまでの収入が大幅に減ってしまう場合は、年金が支給されるまでの期間の資金を準備しておく必要があります。

そのため、退職から公的年金が支給されるまでの生活費を補てんするために、個人年金を活用する人も多いようです。

コツコツ貯蓄するのが苦手な人

「貯蓄が苦手!」という人は少なくないはずです。そのような人にも個人年金は向いています。保険料の支払い方法が月払いや年払いなら、定期的に口座から引き落とされるため、自らコツコツお金を貯めるのが不得意な人には有効です。

また個人年金は定期預金などと比べて解約のハードルが高いことも、お金を貯めやすい理由のひとつです。個人年金を解約する際は保険会社から解約返戻金が支払われますが、元本割れする可能性が高いといった特徴があるためです。

解約のハードルが高いということは個人年金のデメリットとも取れますが、その仕組みを利用することで反強制的に貯蓄ができるといったメリットもあるのです。

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